初めてのバトル

アルス「いよいよ、旅立ちだな・・・」
マリナ「そうね、2人で頑張りましょ。」
アルスはルイーダの酒場でマリナと出会い、アリアハンから旅立った。
アリアハンを離れ、しばらく歩いた所で魔物が襲ってきた。
それは、3匹の大ガラスだった。
アルス「初めてのバトルだ。行くぞ。」
マリナ「オッケー。」
2人は二手に分かれて、相手をした。アルスが剣で大ガラス1体をしとめる。
マリナもメラで1体をしとめた・・・その瞬間、
アルス「マリナ!後ろ!」
マリナ「えっ・・・きゃあ!」
マリナの背後から大ガラスが体当たりしてきた。
マリナは不意をつかれ、まともに体当たりを受けてしまった。
アルス「マリナ!」
先ほどのアルスの声で致命傷は免れたが、右腕をやられたらしく、右腕を押さえている。
アルスは大ガラスに視線を向けると・・・
アルス「貴様、よくも・・・てやぁ!」
アルスの剣で大ガラスをしとめた。そして、すぐにマリナの元へ向かう。
アルス「マリナ!大丈夫か!
マリナ「だ、大丈夫・・・痛っ!」
アルスは持っていた薬草をマリナの傷口にそっと当てた。
それにより、マリナの傷はみるみるうちに回復した。
マリナ「ありがとう、アルス。でも・・・」
アルス「え・・・?何だい?」
マリナ「アルスも頬を怪我してるわ。」
どうやら、アルスも大ガラスとの戦闘で頬に傷を負っていたようだ。
マリナはそれに気づいて、持っていた薬草をアルスの頬に当てた。
アルス「マリナ・・・」
マリナ「ふふ、困ったときはお互い様でしょ。あまり、無理しないでね。」
アルスの怪我が回復すると、2人は先へ進んだ・・・

作者:バッシャーさん